3月2日、英検(準1級)の二次試験に行ってきました。文法などはかなりダメダメだった自覚がありますが、それなりに会話は出来たので、なんとか合格していることを願いたいと思います。
ちなみに試験内容は4コマ漫画のような絵をみて、それを説明したり、質問に答えたりするような内容です。言いたいことを、シンプルに言い換えたり、知っている単語を駆使して説明するという感じです。
やっていて思い出したのが、神戸大で英語の授業をしなければいけなくなって、急きょ通いだした某英会話学校での先生とのやりとりです。
その英語の先生は、大阪大学に来た留学生の方だったのですが、私が大学教員だと分かると、
「海外経験の豊かな先生が、良い英語での授業をするとは限らない」
「英語が得意な先生は、難しい単語を早口ではなす」
「私はネイティブだから、それらの内容を理解できる。でも、アジアからの留学生は、その英語について来れていない。それに対して配慮がない。」
「アジアからの留学生が多いなら、難しい単語は、無理して使わない方がよい」
「専門的な内容を、分かりやすい単語、シンプルな言い回しで伝えるようがんばって欲しい」
というようなアドバイス、励ましをしてくれました。
この助言は、その後もずっと記憶に残っています。
アメリカやイギリスで通じる英語力は、今さら難しいとは思っているのですが、日本の防災を学びたいというノン・ネイティブの方に、少しでも分かりやすく、誤解なく伝えられるような英語力は身に付けたいなぁ、というのが今の目標です。
また、専門用語を使わず、どのような学部出身者に分かるように説明するというのは、今働いている研究科で、日本語学生に授業をする際でも同じですね。
(追記:英検準1級、無事に合格していました。CSEスコアが2434点で、合格最低ラインは準1級2304点、1級2630点なので、1級はやはり遠いです。)
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