昨日は、防犯防災総合展2025で1時間のセミナーをしてきました。
同じ会場で前後に講師をされた河田先生、宮野先生ともお話ができ、楽しい時間でした。
また、昔働いていたシンクタンクの方も参加してくださって、セミナー後、15分くらい情報交換をさせていただき、私の知らない現場の情報を教えていただきました。
展示や参加者が多様で、学会とはまた違う面白さがありますね。
こちらのセミナー、以前からよくお声かけいただいていたのですが、ここ数年はシンポジウムのコーディネーターを仰せつかることが多く、講師をしたのは3年か4年ぶりのように思います。(コロナ後、初めてかも)
テーマは「「想定外」のない防災対策を目指して」で、以前こちらのブログにも書いた内容です。概要を知りたい方は、以下のNETTの原稿をダウンロードしてご覧下さい。(以前のブログは、リンク切れしていました)
会場は、最初は6割くらいの埋まり方だったのですが、だんだんと入口からのぞいていた方が入ってくださって、最後には立ち見が出るほどの満員でした。
興味を持った方がだんだん入って増えていくというのは、あまり経験がなく、ちょっと驚きました。阪神・淡路大震災から東日本大震災、熊本地震、令和6年能登半島地震につながる大きな反省・教訓のテーマで、準備にも時間をかけたので、手ごたえを感じ、うれしかったです。
その後は、宮野先生のセミナーを聴講させていただきました。災害リスクと生活リスクを比較されたグラフを見ながら、災害リスクのあるエリアの土地利用規制というのは、他のリスクと比べて、やはり慎重に取り組むべきだと改めて思いを強くしました。
余談ですが、宮野先生は大阪公立大学を1年前にご退官されたので、改めてご連絡先をお聞きしたところ、「メールは、大阪公立大学時代のものが、そのまま使えます」ということでした。
兵庫県立大学だと「退職後、数か月でメールが使えなくなった」とか、「卒業したら、即、4月からメールが使えなくなった」という話を聞くので、この辺は大阪公立大学を見習った方が良いのではと思います。同窓会対応で、卒業生に生涯メールのアドレスを付与する大学も増えてきていますので。
(ちなみに前任校(神戸大)は、退職後1年間以上は、メール転送をしていただけていました。任期付きなど安定しない身分だと、移動してすぐにメールが使えなくなると、大学のメールアドレスを使うのを控えてしまうんです。)
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