2024年6月23日日曜日

今年度のゼミ体制

うち(減災復興政策研究科)は、学部を持たない独立大学院で、教員10名に対して、1学年あたりマスター学生12名、ドクター学生2名という定員です。

教員一人に対して、一学年当たり学生約1.5人なので、指導体制は、めちゃくちゃ手厚いです。学生にとっては恵まれた大学院だと思います。

教員側からみても、ゼミ生の数は少ないと、かなり丁寧に状況が把握できます。それでも修士論文締切前は大変なのですが、ゼミ生が多い大学の先生からは、この程度でと怒られてしまいますね。


また、ゼミ生は毎年平均して来るわけではなくて、学年によって、人気のあるゼミ、そうでないゼミには差があります。1学年当たり、1名の教員が受け入れられる学生が最大3名という制限がありますが、他の先生のゼミをみても、3名の年があったり、0名の年があったりします。防災教育志向の学生が多い年もあれば、地域防災に関心を持つ学生が多い年もあるとか、そんな感じです。
まあ、どの分野も素晴らしい先生がいらっしゃいますが、あえて言うと、継続的に人気が高かったのは、設立期の室﨑先生のゼミくらいでしょうか。。。


ちなみに紅谷ゼミは人気が高い方かというと、そうでもないです(笑)。0名の年もあれば3名の年もあって、自虐的に「不人気ゼミ」と言うときもありますが、真ん中かやや下くらいだと思います。
自治体や企業の災害対応や政策という私の専門分野に関心がある学生が予想外に少なくて(苦笑)、むしろ医療や福祉などの分野で、自治体や企業のマネジメントのノウハウを参考にしたいというゼミ生が多い印象です。「来る者は拒まず、去る者は追わず」のスタンスで、ゆるくやってます。


今年のM1は、紅谷ゼミの希望者がいなかったので、今はM2以上が2名、D3が1名、全て社会人学生という体制になっています。
なので、多少、指導の余力がありますので、私の専門分野(自治体や企業の危機対応)で研究されている他大学の学生さんで、話を聞きたい方がいらっしゃいましたら、(在籍大学の指導教員ともご相談のうえ)気軽に訪問してきてください。

また、進学希望の方も、ぜひ気軽にご連絡ください。
うちの研究科は、教員が任期制だったり、推薦入試制度があったりして、ちょっと他と違うところがありますので、いろんな先生と話しておくことをお勧めいたします。

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