ほくとう総研機関誌「NETT」に、
「想定に頼らない防災対策を目指して」
と題した原稿を掲載していただきました。
こちらからpdfがみられます。結構、がんばって書きましたので、ぜひご覧ください。
https://www.nett.or.jp/nett/
(しばらく経つと、バックナンバーの方に移動すると思います。「第125号:特集:大災害を超えて」です)
https://www.nett.or.jp/nett/bn.html
こちら、東日本大震災の後、東北大学の丸谷先生との研究会でお世話になった政策投資銀行の方がほくとう総研で働かれており、原稿を依頼されたものです。
「好きなテーマで書いていいですよ」という大変ありがたいお話だったので、お言葉に甘えて、以前から一度きちんと整理しておきたかったテーマで書かせていただきました。
私のゼミのドクターの学生が、「オールハザード」や「マルチハザード」というキーワードを研究計画に入れていたのですが、県立大の先生でも、あまり理解していただけてなかったので、これはちゃんと説明しておかないといけないと思ったのが理由の一つです。
そしてもう一つの理由は、やはり令和6年能登半島地震です。
もう本当に「想定外」や「想定を超えた」を、災害対応が上手くいかなかった理由にするのは辞めましょう。
そして、ハザードだけでなく、地域や組織のぜい弱性に、災害前から目を向けるようにしましょう。
ハザードが専門の方には睨まれるかもと思いながら書いたのですが、「敵を知る」だけでなく、「己を知る」ことの大切さが、少しでも伝われば嬉しいです。
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